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福原愛さん まんまと夫の踏み台に…離婚で失った好感度「中国行きしかない」

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〝愛ちゃん一人負け〟ということか。卓球の元五輪メダリスト、福原愛さん(32)と台湾の卓球選手・江宏傑(32)の離婚が正式に成立した。3月に福原さんの不倫疑惑と江のモラハラ疑惑が同時に浮上。すったもんだの末に夫婦は離婚へと突き進み、共同親権という形でようやく決着した。しかし、今回の騒動を機に両者のイメージは明暗が分かれることに…。好感度が爆上がりの江に対し、福原さんは大苦戦。唯一の〝ホーム〟へ拠点を移す可能性も改めて指摘されている。

 日本、台湾、そして中国大陸に激震が走った福原さんと江の騒動がやっと決着した。福原さんと江は8日に連名で声明を発表。「夫婦で協議した結果、双方合意のうえで離婚が成立いたしました。私共の子供達については、共同親権となりますので、少しでも子供達への影響を減らすことができるよう、それぞれ努力いたします」(原文ママ)と記している。

 福原さんは台湾から日本に帰国中の3月、年下男性との横浜デートを報じられ、不倫疑惑が浮上。同じホテルや自宅に男性と宿泊したこともあり、疑惑が色濃く残った。一方の江は自身や40歳の美魔女の姉、江恆亘(ジャン・リガ)さんら家族による福原さんへのモラハラ疑惑が報じられ「モンスター家族」として一躍話題に。恆亘さんは台湾で「妖怪大姑」と呼ばれ、総攻撃を受けたことは記憶に新しい。

 様ざまな紆余曲折を経て離婚が成立し、今後は両者の新たな生活がスタートする。台湾の所属事務所によれば、2人の子供は主に台湾で生活。親権は両者が持つが、子供との生活は父親の江が中心となる見込みだ。福原さんとの結婚前は台湾でも知られていなかった江だが、最近は大躍進。日台両国の文化をよく知る台湾の中央通信社東京支局・楊明珠支局長は「江さんは優しいパパとしてとても好感度が高いです。責任感があるイメージでしょうか」と説明する。

 確かに仕事は順調なようで、台湾メディア「鏡週刊」によれば、現時点で企業10社が江に対し興味を持ち、活動1本あたり約30万台湾ドル(日本円で約120万円)、合計300万台湾ドル(同約1200万円)を稼ぎ出す男なのだという。

 メディア受けも良好。日本の一部メディアで同じ所属事務所の女性タレント・林葦妮との親密さが報じられたが、台湾メディアが一斉に「デタラメだ」と擁護に回ったほどだ。

 一方で、子供たちと実母を台湾に置き(母は後に帰国)、日本で不倫疑惑を持たれてしまった福原さんはどうにも旗色が悪い。東京五輪に合わせて卓球の普及活動を行う計画は頓挫。東京五輪開幕前に問題を解決させたものの、表舞台への復帰話は聞こえてこない。

「本人は今後、長年関わって来た卓球関連を中心とするお仕事に取り組んでまいる所存です」(所属事務所)というものの、ネット上でも「愛ちゃんに対する見方が変わった」との声が多く、負のイメージの払拭は簡単ではない。

 唯一、温かい視線を注ぐのは中国大陸のファンだ。福原さん本人もこれを感じているようで8日に〝肉声〟を真っ先に上げたのが、中国版ツイッターのウェイボー。「ずっと温かく見守り、励まし、パワーをくれた中国の卓球ファンのみなさん、本当にごめんなさい。私のプライベートな報道がみなさんを困らせ、煩わせました。私は必ず頑張ります。どんな時も私の家族や友人をサポートしてくださり感謝いたします」と記した。

 台湾メディア「ET today」は「福原愛は日台ではイメージが完全に崩壊した」と断定した上で「しかし、自分がどんなイメージを大事にすべきか分かっている。たとえ日本スポーツ界や台湾芸能界がどんなに冷たくても、中国大陸市場へ活動の場を転換する可能性が高い。この投稿が第一歩だ」と指摘。かねてうわさされる大陸への本格進出を予測した。

 いずれにせよ、今回の騒動で改めて福原さんの存在感の大きさが浮き彫りとなった格好。どの舞台で次の第一歩を踏み出すのか、注目だ。

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3397677/

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