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DaiGo起用「のむシリカ」が出演CMの自粛を発表 広告業界のタブー破りも判明!

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 メンタリストのDaiGoがアンバサダーを務める「霧島天然水 のむシリカ」の公式サイトが14日に更新。DaiGo出演のCMを当面の間、放送自粛することを発表した。

 DaiGo今月7日、公式ユーチューブチャンネルで行った生配信の中で「生活保護の人たちを食わせる金があるんだったら猫を救って欲しい」「ホームレスの命はどうでもいい」などと発言し、大炎上。批判を受け、13日に謝罪したが、それでも収まらず、14日に再び頭を下げた。

 そんななか、「のむシリカ」が公式サイトのフロントページに「お詫びのお知らせ」と題した文章を発表。「この度、弊社製品の広告に出演しているタレントのメンタリストDaiGo氏による不適切な発言があり、関係者をはじめ、多くの皆様に不愉快な思いをさせてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
 
 同社では2020年11月からホームレスに炊き出しを支援する活動を行っており、DaiGoの発言は到底看過できるものではない。

 同社は「いかなる状況においても差別的発言は許されるものではなく、当社は今回の事態を重く受けとめ、メンタリストDaiGo氏出演のCMを自粛し広告起用は当面の間自粛させて頂くほか、支援団体への寄付を行うことと致しました。なお、支援団体と金額につきましては現在検討中でございます。決定次第、ご報告させて頂きます」と報告している。

 DaiGoは昨年4月1日に「のむシリカ」のアンバサダーに就任。同年8月には出演CMが全国放送された。今年7月、俳優の城田優が新CMキャラクターに起用され、DaiGoとの共演によるCMが地域限定(愛媛)で放送され話題に。DaiGoが登場する天然水のCMはタクシーの車内で何度も流され、利用客に「霧島天然水 のむシリカ」を提供するキャンペーンも実施していた。

「クライアントがホームレスを支援しているのに、そうした人たちにヘイトを浴びせていたのだからシャレになりません。タブー中のタブーを犯したと言ってもいい。当初、炎上しても強気だったDaiGo氏が、ここ数日で一気に弱腰になったのは、スポンサー筋から猛抗議が入ったから。一旦、放送自粛ということですが、事実上の降板。2度とDaiGo氏の姿を見ることはないでしょう」(代理店関係者)

 のむシリカは城田以外にも格闘家の朝倉未来をはじめとした多くの芸能人と〝コラボ〟してきた。芸能プロ関係者は「問題を起こしたDaiGoさんと並ぶことで、無関係な芸能人のイメージにも影響が出かねない」とい危惧する。結果、DaiGoは〝追放〟されるほかなかったというわけだ。

 DaiGoをめぐっては、生活困窮者や生活保護受給者を支援する4団体が14日に「メンタリストDaiGo氏のYouTubeにおけるヘイト発言を受けた緊急声明」を発表。「他者を評価する基準を『頑張っている』(と自分から見える)かどうかに変えただけであり、他者の生きる権利について自分が判定できると考える傲岸さは変わりません」との見解を示し、再謝罪を要求している。

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3523576/
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