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山口達也のためだった! 長瀬独立と新会社設立…TOKIOが見据えるXデー

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 山口達也を〝復帰〟させるには、このカタチしかなかった!

 ジャニーズの古参グループ「TOKIO」が大きな決断だ。来年3月いっぱいでボーカル・長瀬智也がジャニーズ事務所を退所。残る3人もジャニーズグループから社内独立し、「株式会社 TOKIO」を来年4月に立ち上げることを発表した。社長は城島で、松岡と国分が副社長に就く。

 長瀬はともかく、なぜ3人はわざわざジャニーズ本体から飛び出したのか? 追跡すると、山口の将来的な復帰が念頭にあることが分かった。

 山口は2018年に女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検(起訴猶予処分)され、ジャニーズを契約解除された。

「TOKIOを手塩にかけて育てたのは、ジャニーズ現社長の藤島ジュリー景子氏。山口が契約解除になってからも、事務所はどこで何をしているのか把握している。ジャニーズを辞めたからといって何か起こした時に無責任な対応はできないということと、復帰への道筋を立ててあげたいという思いからだ」とはあるテレビ局幹部。

 昨年には一部女性誌で山口の近影やインタビュー記事が掲載された。丸坊主にして〝出直す〟姿は反響を呼んだが「これは事務所側が世間の反応を見るために仕掛けた〝観測気球〟と言われている」(ワイドショー関係者)。
 
 だが、結果は決して芳しいものではなかった。ファンから「頑張って」「待ってます」とエールが上がる一方で、シビアなネット民からは復帰に否定的な意見が相次いだ。

 加えてジャニー喜多川さんが昨年7月に亡くなったことも大きい。滝沢秀明副社長が〝風紀委員〟となり、今まで以上にスキャンダルに対して厳しい処分を行うようになった。

「若い子たちに謹慎など厳しく指導している現体制が、不起訴処分だったからといって山口を復帰させるようなことをすれば、他のタレントに示しがつきません」(同)

 山口の復帰に対して、事務所内の空気が「NO」に変わりつつあることを察知したのが、冒頭の3人だった。

 ジャニーズ本体が難色を示すなら、新会社で面倒をみてしまえばいい。副社長に就任予定の松岡は一部メディアの取材に「山口達也には昨日、(経緯を)報告した」と告白。山口の合流について「関わることもあるかもしれない」と含みを持たせた。

 長瀬もTOKIOを嫌いになって別れたわけではない。クリエーターとしてしばらく〝武者修行〟し、山口が合流したタイミングで〝帰還〟する日が来るだろう。

 TOKIOはやはり5人なのだ。

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/johnnys/2005257/
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