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大規模クラスター! 山本裕典主演舞台 公演強行の罪「賠償請求されてもおかしくない」

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 大ヒンシュクだ。俳優・山本裕典(32)の主演舞台「THE★JINRO―イケメン人狼アイドルは誰だ!!―」(6月30日~7月5日、東京・新宿シアターモリエール)で新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)が発生した。
 13日時点で出演者16人、スタッフ5人、観客9人の計30人以上の感染を確認。主演の山本をはじめ、俳優の榊原徹士(30)、こんどうようぢ(27)、原案を担当した映画コメンテーターの有村昆(44)がPCR検査の結果、陽性だった。ゲスト出演していたお笑いコンビ「はんにゃ」の金田哲(34)は陰性だった。
 シアターモリエールは通常は186席。今回は政府のガイドラインに合わせ、100席弱に減らして上演。公演以外の時間は窓を開けるなど換気に気を付けていたが、公演中は密閉状態だったという。
 コロナに感染すること自体に非はないが、今回問題となっているのは、公演前に出演者の中に体調不良者がいて、主催者側がそれを把握していた可能性が高いことだ。
「公演を中止にすれば、相当額の損失が出る。それが嫌で公演を強行したのなら大問題だ。聞けば、舞台終了後、楽屋口には出待ちする女性ファンもいて、出演者の一部は握手やサインの応じていたそう。芸能界では2月に大阪のライブハウスでクラスターが発生したが、当時はコロナに関する知識が周知されていない時期だった。しかし今回は違う。危機意識が欠如していたと言わざるをえない」とは舞台関係者。
 主演の山本は2017年3月に大手芸能事務所を辞め、フリーに。当時を知る人物によれば、退社の理由は「素行不良」。副業で飲食店を経営したり、良からぬ噂も多いイベンター男性と組み、東京・六本木などで主催パーティーを開いては、ハメを外してきた。
「事務所側も『手に負えない』とサジを投げた。ジャニーズを辞めた手越祐也にも通ずるところがあるが、山本の方が〝大人たち〟にいいように使われていた。考えが幼く、すべてにおいて何とかなると思っている部分がある」(同)
 今回感染した有村には妻でフリーアナウンサーの丸岡いずみ(48)と長男(2)がいる。今後、家族もPCR検査を受けるというが、万が一、家庭内感染が起きていたら一大事だ。
 歌舞伎俳優の尾上松緑は12日、ブログで一連のクラスター問題に触れ「ふざけるなよ」「新宿のと或る劇場で舐めた真似してくれたらしいな」と激怒。
「僕が苛つくのは、日本国内で初めて舞台での新型コロナウイルス集団感染が発生した公演主催者が〝体調不良の出演者が居るのを知っていながら上演を強行した〟 しかも、何の手も打たずに最終日まで全行程、そして〝罹患している可能性が有り、それを分かっていたのに出演し続けている者が居た〟という事実だ」と指摘した上で「はっきり言おう。こんな奴等は劇場サイド、主催者、出演者、スタッフに至るまで、どいつもこいつも素人の集まりだ」とバッサリ切り捨てた。
 芸能界からも非難の声が上がっており、ある中堅プロダクションの幹部は「こっちは感染対策に細心の注意を払っているのに、彼らのせいで業界のイメージは悪くなる一方だ。感染を〝広められた〟タレントの事務所は主催者側に賠償請求してもいいくらい。今回の件で山本裕典は業界の信用を失った」と話す。
 さらなる被害が出ないことを祈るばかりだ。

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1976694/

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